お世話になった人へのお礼を忘れることがないように
結婚式を準備して開催するためには、たくさんの手続きや作業をしなければなりません。
そのためには、新郎新婦だけで準備を進めることは実質不可能で、家族や友人など、たくさんの人の手を借りることになります。
みんな新郎新婦を祝福するために、心から喜んで手伝ってくれるとはいえ、時間と手間を割いてしてくれていますので、感謝の気持ちを示すためにもお礼を渡すのは当然と言えるでしょう。
それを期待していないとしても、お礼をするのは一種のマナーのようなものですので、事前に準備しておくようにしましょう。
また、結婚式場の担当者やウエディングプランナー、カメラマンなどは、仕事の一環として行っているとはいえ、様々な努力を払って結婚式を成功させるために骨折っています。
そのような人たちのために礼をするのもふさわしいことと言えるでしょう。
料金を払う費用とは別に、チップのような気持ちでお心づけを渡すことで、感謝の気持ちを伝えさわやかな気持ちで結婚式を終えられるでしょう。
媒酌人や主賓などへのお礼も忘れずにする
様々な準備や作業を手伝ってくれた、いわばスタッフだけでなく、媒酌人や仲人、主賓の方々にもお礼を渡すのを忘れないようにしましょう。
通常は、お礼という形で渡すというよりは、「車代」という形で渡すことが多くなっています。
包む金額などはそれぞれが決めるものですし、地域の習慣という要素もあります。
ウエディングプランナーなどにどのくらい包むのが普通なのかを聞いてみると良いでしょう。
このように、お礼をする人はたくさんいますので、渡し忘れがないように、事前にリストを作っておきましょう。
そして、祝儀袋を用意したり誰が結婚式後に手渡すかを決めておくようにしましょう。
理想としては、お世話になった本人である新郎新婦が渡すのが良いですが、なにせ結婚式前後は大変忙しいので、すべての人に渡すのは難しいこともあります。
幹事的な役割を果たしてくれる人や親に頼むと良いでしょう。
誰がどのくらい負担するかも話し合っておく
お礼にかかる費用は、どの程度の範囲にまでお礼をするかによって異なりますが、少なくても事前に全体にどのくらいの金額になるかを計算しておくと良いででしょう。
そして、誰がそのお礼を負担するかも決めておきます。
スタッフとして働いてくれた友人などは当然新郎新婦が払いますが、主賓や媒酌人などの場合は、両親が払いたいと考えることもあります。
新郎新婦だけでなく、両親とも話し合って誰が誰の分のお礼を負担するのかを、リストを作成するときに決めておきましょう。
できれば、両方の家で負担する金額を公平にするのがスマートと言えるでしょう。