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招待状を書く時のキホン

招待状

基本となる書き方のマナーを覚えておく

結婚式の招待状を書くときには、他の礼状などにはないマナーがありますので、それらの点を注意して作るようにしましょう。
たとえば、文の終わりには読点を入れないというルールがあります。
区切りをつけてしまうことになるので、読点を入れると印象が悪くなるというイメージがありますので、読点を入れずに単に分を改行するだけにしましょう。

また、段落も入れないのが基本となります。
文の考えが変わるところであっても、改行は入れずそのまま行を続けていくことになります。

また、基本的には左揃えにはせず、センター揃えにすることが多い傾向にあります。
これは決まりというほどのものではありませんが、見た目上このようにすることが多いので、センターに揃えた方が違和感がないでしょう。

さらに、忌み言葉と言われる言葉を使わないように気をつけましょう。
切れるなどの言葉はもちろんのこと、「わざわざ」などの重ね言葉も使わないというルールがありますので、一度文を作り終わった後にこうした言葉を使っていないかチェックしましょう。

さらに、会場の名前やレストランの名前などがアルファベットのみになっているのであれば、フリガナをつけてあげると、その場所を知らない招待客が来られる時に助かります。

早めに招待状を出すようにして招待客のリストを作成しやすくする

招待状のデザインや文面ができあがったら、できるだけ早く招待客に送るようにしましょう。
少なくても2か月前には投函を済ませるようにして、返信をできるだけ早くもらえるように手配します。

招待状には出欠の有無を確認する返信用はがきを同封して、その返事を待って出席者リストを作成します。
そのリストの状況によっては、料理や引き出物の数が変わってくることもありますので、なるべく早く返事をもらえるようにすることは大事です。

招待状を書く際に注意すること

招待状を書く際に多くのカップルが悩むこととして、誰を差出人にするかということです。
日本の伝統的な考え方では、両家の両親が招待するということになっていますので、招待状の差出人も親の名前にします。

しかし、現在ではそのような意識が薄れていますので、新郎新婦の名前で招待状を送ることも多くなっています。
とはいえ、気にする人もいますので、事前に両親にそのことを相談するのがベストでしょう。
細かいことですが、こうしたポイントを押さえることでスムーズに結婚式を執り行うことができるようになります。

また、レストランなどで結婚式を行う際は、会場まで着くのが難しいこともあります。
招待状の中に交通手段を記載したり、地図を同封したりして、すべての人が迷わずに来られるようにしましょう。